結婚してからパートで働くことについて

独身時代は正社員として働いていた女性も、結婚して家庭に入ってからはパートというスタイルで働いているという人も多いでしょう。フルタイムで正社員として働いていると、家事育児との両立がなかなか難しい場合もあるものです。だからといって専業主婦ではいられないという人にとって、パートの雇用形態はメリットも大きいといえます。
メリットのひとつとして、まず空いた時間を利用して働くことができるという点が挙げられるでしょう。主婦で子供がいる場合は保育園へのお迎えもあり、夫婦二人でも夫が帰宅するまでに夕食を作ったり洗濯をしたりしておく必要があります。そのような時、パートであれば午前中のみや夕方までというシフトで働くことが可能です。シフト制の職場であっても、平日の夕方や土日は学生などが入ってくれて、家庭に支障がない日時にうまく働くことができる所も多くあります。「午前中のみ入ってくれる主婦急募」などという広告が出ている求人を探せば、空いた時間を利用して無理なく働けるのです。また、正社員よりも仕事面でのさまざまな責任が軽くなるので、精神的なプレッシャーなども感じずに済むかもしれません。
そのほかにも、結婚してからも正社員として1ヵ月分の給与をもらっていると、配偶者控除の問題も出てきます。給与額を計算して労働時間を少なくし、夫の扶養範囲内の給与で働くことで、配偶者控除を受けることができるのです。また、保険料も自分で払わなくて済みます。賢く働いて、上手に家計をやりくりしていきましょう。

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